ノーベル化学賞の授賞式を前に、公式記者会見で質問に答える吉野彰・旭化成名誉フェロー。右は共同受賞者のマイケル・スタンリー・ウィッティンガム氏=7日、ストックホルム(共同)

 ノーベル化学賞の授賞式を前に、公式記者会見で質問に答える吉野彰・旭化成名誉フェロー。右は共同受賞者のマイケル・スタンリー・ウィッティンガム氏=7日、ストックホルム(共同)

 【ストックホルム共同】ノーベル化学賞に決まった吉野彰・旭化成名誉フェローが7日、ストックホルムで開かれた公式記者会見に臨み「産業界の研究者にとってノーベル賞を受賞することは難しい。私の受賞は企業で働く若い研究者にとって励みになるでしょう」と述べた。

 スウェーデンの記者に「自らの発明が社会に与える影響の大きさを予想できたか」と聞かれると「開発当時はノート型パソコンもスマートフォンもなかった。こんなに大きな市場になるとは思いもしなかった」と語った。8日に予定される受賞記念講演については「地球環境問題についてメッセージを発信したい」と述べた。