映画館と同様の設備を備えたホール(京都府舞鶴市竹屋・Seis)

映画館と同様の設備を備えたホール(京都府舞鶴市竹屋・Seis)

映画上映のほか、カフェ・バーや雑貨ショップなどを併設する「Seis」

映画上映のほか、カフェ・バーや雑貨ショップなどを併設する「Seis」

 京都府舞鶴市竹屋の竹屋町通りに今月、映画プロジェクターや音響機材を備えたシネマカフェ「Seis(セイス)」がオープンした。あまり知られていない作品を含む、各国の新旧映画を上映するほか、施設内にはカフェ・バーや雑貨ショップも併設し、複合的な文化施設を目指す。

 開設したのは、同市上安の中嶋一晶さん(46)。ミニシアター全盛期に東京で学生生活を送り、多様な映画を見て各国の生活や文化に触れた。15年前に帰郷したが、市内に娯楽施設が少なく、映画館は現在、同市浜の「舞鶴八千代館」のみで、西舞鶴地域には長らく無いのが気になっていた。そこで地元の人が楽しめる文化施設をつくろうと思い立った。

 建物は六角形で、スペイン語で6を表す「セイス」と名付けた。映画は施設中央の防音ホールで鑑賞できる。1スクリーンで、最大50席。作品は2週ごとに入れ替え、現在は「草原の河」(チベット)、「光りの墓」(タイ)を上映している。上映日は8月末まで毎日、9月以降は水曜と土日祝。本格的な音響機材を生かし、音楽ライブも計画している。カフェ・バーのみの利用もできる。

 中嶋さんは「お茶だけ飲みに来て、そこから映画に興味を持ってもらってもいい。足を運んだら面白いものがあると思ってもらえる場にしたい」と話す。

 映画は一律1500円(ドリンク付)。高校生以下500円(同無し)。ホームページで映画のタイムテーブルを発信している。同店0773(60)5566。