役行者山で行われた護摩たき(23日午後2時49分、京都市中京区室町通三条上ル)

役行者山で行われた護摩たき(23日午後2時49分、京都市中京区室町通三条上ル)

 祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行を翌日に控えた23日、聖護院(京都市左京区)の山伏30人が修験道にゆかりのある五つの山を参拝し、巡行の無事と町内の安全を祈った。最後に訪れた役行者(えんのぎょうじゃ)山では恒例の山伏問答と護摩たきを繰り広げた。

 山伏たちは午後1時、中京区六角通烏丸東入ルの六角堂を出発。ほら貝や錫杖(しゃくじょう)の音を響かせて浄妙、南観音、北観音、八幡、役行者の各山を順に巡り、お経を唱えた。

 室町通三条上ルの役行者山に着くと11項目の山伏問答があった。「修験道の開祖は」「護摩はどういうものか」との問い掛けに、「仏様の境地になって煩悩を焼き尽くす」などと全て答えると結界の中に招き入れられた。

 続いて路上の護摩壇に火を付けた。護摩木を次々に放り込むと炎が上がり、白い煙が沿道を埋めた人たちや周囲のビルを包み込んだ。