窓口で、特殊詐欺への注意を呼び掛ける武田さん(中)=舞鶴市円満寺・京都北都信用金庫舞鶴中央支店

窓口で、特殊詐欺への注意を呼び掛ける武田さん(中)=舞鶴市円満寺・京都北都信用金庫舞鶴中央支店

 架空請求で現金を引き出そうとした女性に声を掛け、特殊詐欺防止に貢献したとして、京都府警舞鶴署は23日、京都北都信用金庫舞鶴中央支店の嘱託職員、武田里実さん(47)に感謝状を贈り、一日署長に任命した。武田さんは、同支店(舞鶴市円満寺)で特殊詐欺への注意を呼び掛けた。

 武田さんは6月18日、余内支店に来店した女性(78)が何度も電話に出るなど落ち着かない様子で30万円を引き出そうとしたのを不審に思い、声を掛けた。身に覚えのないサイトの契約料をコンビニで振り込むよう、男に要求されていると聞き、上司に相談。同署に通報した。

 武田さんは同署で、吉岡幸生署長から感謝状を受け取り、一日署長に任命された。警察官の制服を着て、来店者に詐欺の手口や防止策を記したチラシを手渡し、「今後も親身になって利用者に対応していきたい」と話していた。