四条通を進む3基の神輿(24日午後9時55分、京都市下京区四条通河原町西入ル)

四条通を進む3基の神輿(24日午後9時55分、京都市下京区四条通河原町西入ル)

 祇園祭の還幸祭が24日夜、京都市中心部であり、四条御旅所(下京区)に鎮座していた3基の神輿(みこし)が「ホイット、ホイット」の掛け声とともに氏子地域を勇壮に練った。今年は創始1150年を記念して3基が又旅社(中京区)に集結し、できる限り時間差を取らず八坂神社(東山区)に戻る江戸時代の様子を再現した。

 還幸祭は17日の神幸祭で四条御旅所に運ばれた3基を神社に戻す神事。中御座、東御座、西御座は午後4時半ごろから順に出発した。白い法被姿の担ぎ手たちが、頭上に掲げた神輿を激しく揺さぶり、飾り金具の音を響かせるたび沿道から手拍子や歓声が上がった。

 3基はかつて御霊会が行われた神泉苑南端にある又旅社でいったん勢ぞろいし神事に臨んだ。その後は三条通を東進し、寺町通や四条通を経て四条大橋を渡った。全ての神輿が神社にたどり着くと境内の明かりが消され、神輿に乗った神霊を本殿に戻す神事が厳かに営まれた。