花傘巡行で祇園東を先頭に御池通でそろう4花街の屋台(中京区)

花傘巡行で祇園東を先頭に御池通でそろう4花街の屋台(中京区)

 色とりどりの花傘や子ども神輿などで後祭を彩る「花傘巡行」が2年ぶりに催された。祇園祭1150年の節目を記念し、例年より多い4花街の屋台が練るなど、夏の巡行列に一層の華やぎを添えた。

 午前10時、「わっしょい」の掛け声とともに先導する子ども神輿が八坂神社(東山区)を出発した。京の花街からは猛暑で中止された昨年の巡行列に参加予定だった祇園東と先斗町に祇園甲部と宮川町の屋台も加わり、沿道を楽しませた。

 花傘巡行は1966年、山鉾巡行の後祭が前祭(さきまつり)と合同になったのをきっかけに始まった。昨年は猛暑による参列者の体調不良を考慮して中止になった。今年は獅子舞や鷺踊(さぎおどり)などを含め、例年より約150人多い総勢約千人が参列した。

 祇園祭花傘連合会の野瀬兼治郎会長(京都織物卸商業組合理事長)は「給水場所を多くするなど暑さ対策に気を配り、無事に終えられてほっとしている。今後も末永く続けたい」と話した。