職員の説明を受けながら内部を見学する参加者(京都府向日市・石田川1号幹線)

職員の説明を受けながら内部を見学する参加者(京都府向日市・石田川1号幹線)

 京都府向日市内の地中に整備された雨水貯留施設「石田川1号幹線」の内部を見学する催しが25日、現地であった。参加者は、近年深刻化している水害への対応と貯水の仕組みを学んだ。

 市によると、1号幹線は全長約1・4キロの雨水トンネル。市内を流れる4本の水路が増水した場合に最大1万1700立方メートル分を貯水する。10年に1度の水害に対応できるという。

 催しは、防災意識を高めてもらうおうと市が毎年開催している。この日は、32人が深田川橋公園(同市寺戸町)にある1号幹線のポンプ場から内部へ入り、地中約12メートルにあるトンネル内を歩いた。内部は直径約3メートルの円筒状になっており、参加者は壁面についた木くずや水位の跡を興味深そうに観察していた。

 第2向陽小5年の男子児童(11)=同市物集女町=は「こんなに大きくて長いなんて。台風の時に役立ってくれそう」と驚いていた。