道路に記されたキッズゾーンの表示(26日午前11時41分、大津市大江4丁目)

道路に記されたキッズゾーンの表示(26日午前11時41分、大津市大江4丁目)

 大津市で5月に散歩中の保育園児の列に車が突っ込み園児ら16人が死傷した事故を受け、市は26日、保育施設周辺を走る車のドライバーに注意を促すため、全国で先駆けて試験導入する「キッズゾーン」の表示を路面に施す工事を始めた。

 この日の工事は、事故の被害に遭った保育園と同じ法人が運営するレイモンド瀬田こども園(同市大江4丁目)周辺で行った。市の委託業者が午前10時ごろから、園近くの住宅街や交差点付近の市道4カ所に緑や白の塗装で「キッズゾーン」と文字を描いた。

 市は同園を含め市内4園でモデルに、9月ごろまで効果を検証するといい、「安心して散歩できる環境を整える。課題を洗い出し、本年度中に他園にも広げたい」(幼児政策課)としている。

 キッズゾーンは小学校の通学路で導入されているスクールゾーンと同様、園児が散歩などで通るエリアを示し、ドライバーに注意喚起する。市の要望を受け、政府が全国で導入を検討している。