「交通安全子ども自転車亀岡市大会」で技術を競う児童たち(11月、亀岡市曽我部町)

「交通安全子ども自転車亀岡市大会」で技術を競う児童たち(11月、亀岡市曽我部町)

 小学生の「交通安全子供自転車全国大会」が来夏、東京五輪の影響で中止されることを受け、京都府亀岡市の桂川孝裕市長がこのほど、主催する一般財団法人・全日本交通安全協会に対し、再検討を求める要望を行った。


 大会は同協会と警察庁の主催で、47都道府県の代表校が、実技と知識で自転車の交通安全走行を競う。1966年から開かれてきたが、55回目の来年は五輪の影響で会場や審査員の警察官が確保できず、中止が決まった。亀岡市では千代川小が予選の府大会で15連覇するなど、強豪校が多い。
 要望書は「子どもたちにとっては一度しかないチャンスで、オリンピックと同じくらい夢の大舞台を目標として、練習を積み重ねている」とし、協会に再考を求めた。
 同日午前、桂川市長が東京都内の協会を訪れ、大山憲司専務理事に要望書を手渡した。市によると、協会側は「子どもたちの思いを重く受け止める」としつつ、「大会開催や代替イベントは難しい。再来年の開催に協力いただきたい」と回答した、という。同協会は、都道府県大会の優勝校を表彰する方向で検討している。