先月撮影されたレッサーパンダの「ジャスミン」=京都市動物園提供

先月撮影されたレッサーパンダの「ジャスミン」=京都市動物園提供

 京都市動物園は26日、飼育していたレッサーパンダのメス「ジャスミン」が死んだと発表した。9歳だった。

 動物園によると23日、グラウンド内の高さ約4メートルのはしごから丸太製の台の上に約2メートル落下したが、けがはなかった。翌日、食欲不振やふらつきを認めたため検査したところ、既往歴のある低カリウム血症と診断された。投薬治療をしていたが25日昼ごろ、容態が急変し、循環不全で亡くなったという。

 ジャスミンは、2013年3月に上海動物園から来園。オスの「ウーロン」との間に14年から18年までに計5頭の子どもをもうけた。人なつっこい性格で人気を集め、16年度に人気投票で1位を獲得し、17年度には特任園長に就任した。

 6月中旬から7月上旬に出産が予定されていたが、レントゲン撮影をしたところ22日、妊娠していないことが分かっていた。

 ジャスミンの子どもは他の動物園に引き取られたり死んだりしたため、同園のレッサーパンダは、ウーロンとメス1頭の計2頭となった。