芝田徳造氏

芝田徳造氏

 京都で50年以上にわたり障害者スポーツの普及に取り組んだ立命館大名誉教授の芝田徳造(しばた・とくぞう)氏が5日、京都市内の病院で死去した。93歳。京都市山科区出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。自宅は非公表。喪主は長男耕造(こうぞう)氏。

 立命大を経て、1948年から京都府教委で勤務。59年に洛北高に赴任し、在職時に障害者スポーツと出会った。68年に立命大に移り、73年に産業社会学部教授となった。現在の京都障害者スポーツ振興会会長など障害者スポーツ団体の要職を歴任。京都で開催される全国車いす駅伝の創設にも携わり、日本身体障害者陸上競技連盟(現・日本パラ陸上競技連盟)会長は20年以上務めた。2006年には京都新聞大賞スポーツ賞を受けた。

 立命大陸上部では監督や部長を長年務め、監督時代の64年には箱根駅伝の第40回記念大会に出場。戦後に関西から出場した唯一の単独チームとなった。