バス停のある西山天王山駅前(京都府長岡京市)

バス停のある西山天王山駅前(京都府長岡京市)

 京都縦貫自動車道長岡京インターチェンジ(IC、長岡京市)の高速バス停を利用するバス路線を増やすため、京都府は、国に対しICの一時退出を可能とするよう求める方針を決めた。バス停は阪急西山天王山駅に直結する交通結節点で、府全域への周遊観光の拠点の一つとして、機能強化を目指す。


 名神高速道路大山崎ジャンクション(JCT)を経由して長岡京ICを利用する高速バスは、一度、同ICで高速を降り、料金所で料金を支払い、再び大山崎JCTに戻る。このため、初乗りにあたるターミナルチャージ150円が毎回かかる上、長距離割引の割引率も下がる。
 同ICの高速バス停は2013年12月の開業後、15年10月には86便、計4700人以上が利用したが、19年7月には57便2千人弱に落ち込んだ。事業者の料金負担が一因とみられ、課題となっている。
 高速道路の一時退出は、現在、国交省が社会実験として全国23カ所の道の駅利用者に限り認める取り組みを実施している。
 同日、府議会12月定例会の一般質問で答弁した富山英範建設交通部長は「事業者負担を減らす観点から、公共交通の支援策として意義がある。長岡京市と連携し、事業者の意見も聞きながら、料金制度見直しを提案したい」と述べた。