滋賀県の前近江八幡市長の冨士谷英正市議らが26日、新市庁舎建設工事を小西理市長が中止したのは違法で、市に損害を与えたなどとして、市が小西市長に損害賠償請求するよう求める住民監査請求を行った。

 請求者は、冨士谷市議のほか市議4人や市民など計54人で、代表は田中好市議。

 請求書によると、必要性がないのに工事契約を解除し、庁舎建設に関する長年の議論が水泡に帰したことは地方自治法などに違反する▽庁舎の設計業務委託料や既に着工した工事費用など計約4億円の損害を市に与えた―などとしている。

 小西市長は昨年4月の市長選で、現職だった冨士谷氏を破って初当選した後、冨士谷市長時代に完了した市庁舎整備工事の契約を解除した。