京都地裁

京都地裁

 中学教諭からの激しい叱責行為で不登校になったとして、京都府八幡市立中の男子生徒と両親が、同市に対して慰謝料など約275万円を求める訴訟を10日までに京都地裁に起こした。

 提訴は11月27日付。訴状によると、原告の中学2年の男子生徒は7月、学校内での言動などを巡り、女性教諭に対して謝罪するよう指導を受けた。その際、生徒指導の男性教諭から「お前何してんねん」などと怒声で叱られた上、男性教諭は目の前のいすを蹴飛ばしたり、生徒が座っているいすを壁に投げつけたりするどう喝があったと主張。生徒は恐怖心から登校できなくなり、不安抑うつ状態との診断を受けたとしている。

 その後、学校側は「行き過ぎた指導があった」として両親に対して謝罪したという。男性教諭は、過去にも別の生徒を怒鳴るなどして抗議が学校に寄せられていたとして、市教委には「再発防止義務や被害生徒の心情に配慮した行動が要求される」と訴えている。

 八幡市教委は「係争中のためコメントは差し控える」としている。