「京都アニメーション」第1スタジオ(奥)近くの献花台の花に添えられたメッセージ(京都市伏見区)

「京都アニメーション」第1スタジオ(奥)近くの献花台の花に添えられたメッセージ(京都市伏見区)

 京都府の西脇隆俊知事は26日の定例記者会見で、「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件を踏まえ、周辺住民ら向けの「こころの相談窓口」を京都市伏見区の府精神保健福祉総合センター内に開設したと発表した。京都文化博物館(京都市中京区)では、9月をめどに京アニ作品上映会を開催する方針も明らかにした。

 相談窓口は、近隣住民をはじめ、事件の目撃者や救護に従事した住民、被害者以外の同社社員などが対象で、臨床心理士が電話や面談で対応する。受付時間は平日午前9時~正午、午後1~4時で、電話番号075(645)5155。

 上映会は同社支援の一環で、西脇知事は「素晴らしい劇場アニメを多くの人に見てもらうことがクリエーターの応援にもつながる」と説明。詳細は検討中で、入館料を寄付に充てたり、無料にして寄付を募るなどの方法を調整している。

 また、府はガソリンの容器への詰め替え販売時に購入者や使用目的などを確認するよう、府内の14消防本部や関連業界の団体に25日付で協力を依頼した。