オープンした川の家の売店。裏手の芦生公民館で休憩や談笑もできる(京都府南丹市美山町芦生)

オープンした川の家の売店。裏手の芦生公民館で休憩や談笑もできる(京都府南丹市美山町芦生)

 由良川源流域の京都府南丹市美山町芦生に、地元の人たちが夏季限定で「川の家」をオープンさせた。人々が触れ合える拠点をつくり、地域の活性化につなげるのが狙い。清流での川遊びや木工ワークショップ、ブナ林ハイキングなどもでき、親子で楽しい夏休みが過ごせそうだ。

 芦生は京都大研究林など原生林が広がる山間過疎地で、28世帯52人が暮らす。ハイキングに訪れる人は多いものの、住民との交流はほとんどない。豊かな自然を楽しめ、いろいろな人と交流できる場があれば、新たな芦生ファンを掘り起こせるのではないかと、地域の元気を増やす住民組織「マル井商店」と芦生に本社事務所を置く会社「野生復帰計画」が初めて企画した。

 川の家は芦生公民館と前広場を利用。飲み物類や羽釜ごはん、採れたて野菜、芦生特産品を販売するほか、川遊び用のライフジャケットなどの貸し出しを行う。8月25日までほぼ毎日午前10時から午後4時まで営業する。

 毎週木曜夜は、どぶろくや由良川流域の酒蔵から仕入れた地酒を提供する「源流バー」を開店させる。宿泊希望者は、そばの芦生山の家を利用できる。最新情報は「芦生川の家」ホームページで発信している。

 野生復帰計画の青田真樹社長(41)は「人が出会うことでつながりができ、新しい何かが生まれる。みんなで楽しい場をつくりましょう」と呼び掛けている。