国道9号ダブルルート案

国道9号ダブルルート案

 京都府の丹波2市1町が求める国道9号バイパス(ダブルルート)整備について、亀岡市の桂川孝裕市長は11日の市議会一般質問で、京都市を含む自治体や議員らでつくる勉強会を立ち上げ、国への要望ルートを決める意向を示した。現在2案あるルートを1本に絞り、京都市の理解も得ることで、整備を促進させる狙いがある。

 亀岡市と京都市とを結ぶ国道9号老ノ坂峠付近は慢性的に渋滞し、大雨では京都縦貫自動車道と共に通行止めとなって「陸の孤島」になる大きな原因となっている。亀岡市と南丹市、京丹波町は「国道9号ダブルルート整備促進協議会」を結成し、本年度、国が調査費を初計上した。
 促進協は、亀岡市篠町から京都市西京区大原野への「西京ルート」(約4キロ)、亀岡市川東地区から右京区嵯峨への「右京ルート」(約8キロ)を提案中。与党国会議員から「地元でルートを早く確定しないと前に進まない」との声が相次いでいるほか、整備費を一部負担する京都市が積極的ではないことも課題になっている。
 桂川市長は「京都市を含めた勉強会を開き、最適なルートを決定したい」と述べ、早期に国への要望ルートを絞り込む意向を示した。
 勉強会は、丹波2市1町を中心に、自治体、議員、経済団体で構成する方向だ。開催時期は未定。
 ダブルルートには膨大な事業費がかかる。京都市民のメリットも含めて必要性をどう示すかがポイントとなりそうだ。