ベッドメイキングの仕上がりを自動判定するAIカメラ。客室の状況を一覧できる(京都市下京区)

ベッドメイキングの仕上がりを自動判定するAIカメラ。客室の状況を一覧できる(京都市下京区)

 ソフトウエア開発のアステリア(東京)は、宿泊施設などでのベッドメーキングの仕上がりを自動判定するAI(人工知能)カメラの実証実験を、京都市下京区のホテルで行っている。宿泊業でのAI活用は全国的に珍しいといい、宿泊客の増加や従業員の人手不足に対応し、作業効率の向上につなげる。
 

 従業員は、同社のAIカメラのアプリを入れたスマートフォンで清掃したベッドを撮影。枕やシーツのしわの有無などをAIが瞬時に分析し、仕上がり具合を「良い」か「悪い」かの2択で示す。これまでのように責任者のマネジャーが一室ずつ訪れて確認する手間が省け、画面上で全客室の清掃状況を一覧できる。
 実験は12月末まで続ける。判定の精度や速度を向上させた上で来年4月のサービス化を目指す。同社は宿泊施設以外にも、家屋の劣化状況や肉の焼き加減の確認などさまざまな場面での活用を想定。「人の目で判断する全ての業務に適用できる可能性がある」とする。