湖上焚上神事で宵闇の琵琶湖を幻想的に染める炎(28日午後7時12分、大津市唐崎1丁目)

湖上焚上神事で宵闇の琵琶湖を幻想的に染める炎(28日午後7時12分、大津市唐崎1丁目)

 半年間のけがれをはらい、健康を願う「みたらし祭」が28日、大津市唐崎1丁目の唐崎神社であった。夜には古札を琵琶湖上で燃やす「湖上焚上(たきあげ)神事」が営まれ、湖面を幻想的に染め上げた。

 「夏越(なごし)の祓(はらえ)」と呼ばれる行事の一つで、午後7時すぎから行われた。ほら貝の音が響く中、日吉大社の神職が舟に乗り、沖合に設けたやぐらで札などに点火すると、薄闇の湖上に炎が立ち上った。

 花火師が花火の筒を抱えて火をつける「手筒花火神事」では、勇壮に噴き上がる火柱から火の粉のシャワーが湖に降り注いだ。夏の夜を焦がす光景に、大勢の家族連れが歓声を上げて見守った。日中から夕方にかけては同神社境内で茅の輪くぐりや湯立神楽神事が行われ、参拝者でにぎわった。