春に満開となった綾部バラ園

春に満開となった綾部バラ園

綾部バラ園でせん定作業に励む綾部バラ会の会員たち(綾部市青野町・あやべグンゼスクエア)

綾部バラ園でせん定作業に励む綾部バラ会の会員たち(綾部市青野町・あやべグンゼスクエア)

 綾部バラ園(京都府綾部市青野町、あやべグンゼスクエア内)を長年手入れしてきた市民ボランティア団体「綾部バラ会」が、国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞」をこのほど受賞した。府内では本年度唯一の受賞で、会員たちは「日本一のバラ園を目指したい」と張り切っている。


 手づくり郷土賞は国交省が社会資本と関わる優れた地域づくりを毎年表彰している賞。本年度は全国で20団体が選定され、綾部バラ会は、市民の主体的な活動が評価されて府内から唯一選ばれた。
 綾部バラ会は「綾部バラ園を市民で守り育てよう」と2011年に発足し、前年に開園した同園を手入れしてきた。綾部市民を中心に福知山市、舞鶴市などの在住者を含む会員181人が「できる人ができる時にできる分だけ」をモットーにバラ120種1200株の施肥、せん定、除草などを毎週行っている。毎年春・秋に開かれる「バラまつり」は観光客でにぎわい、今春は7万9千人が訪れた。
 綾部バラ会管理本部長の今村博樹さん(56)は「夏の草刈りなど苦労もあるが、来園者の『きれいですね』の一言に励まされて、手塩にかけてバラを育ててきた。小さいながらも日本一素敵なバラ園を目指したい」と話している。