SCREENホールディングスが29日発表した2019年4~6月期連結決算は、経常損益が42億円の赤字(前年同期は経常利益51億円)になった。ディスプレー製造装置の受注が下期にずれ、コスト改善の遅れも響いた。

 売上高は前年同期比19・7%減の582億円。ウエハー洗浄装置など主力の半導体製造装置部門は、IC(集積回路)メーカー向けは堅調だったものの、中国経済の減速などを受け、中国、韓国でデータセンターやスマートフォン向け部品需要が低迷。液晶パネルなどのディスプレー製造装置は受注がずれ込み、53・6%減と大幅に落ち込んだ。

 売り上げの減少と前期に上昇した部材調達コストにより、本業のもうけを示す営業損益は、4事業部門全てで赤字に。税負担の減少により純損益は29億円の赤字(前年同期は純利益35億円)だった。

 また5月に発表した20年3月期の連結業績予想について、経常利益240億円から225億円(前期比23・2%減)、純利益180億円から170億円(5・9%減)にそれぞれ下方修正した。