大津市役所

大津市役所

(左から)佐藤健司氏、田中修氏、小西元昭氏

(左から)佐藤健司氏、田中修氏、小西元昭氏

 来年1月12日の大津市長選の告示まで1カ月に迫った。現職が立候補せず、新人のみの争いとなるのは同市では16年ぶり。既に立候補を表明している自民党滋賀県議の佐藤健司氏(46)、会社員の田中修氏(56)、前大津市働き方改革監の小西元昭氏(49)の3人は、関係先のあいさつ回りや街頭活動などを本格化させている。

 今回の市長選を巡っては、現職の越直美市長が態度を保留する中、越市政に批判的な佐藤氏と田中氏が10月に相次いで立候補を表明。11月14日に越市長が今期限りでの退任を発表し、今月6日に小西氏が名乗りを上げた。
 越市長は小西氏を「応援したい」と明言している。小西氏自身も越市政が力を注いできた行財政改革を引き継ぐ考えを示し、選挙戦に向けて市政の「転換か、継承か」の対立軸が鮮明になった格好だ。
 佐藤氏は、スポーツを生かしたまちづくりや、県立琵琶湖文化館の後継施設の大津市内での整備などを訴える。既に選挙母体となる確認団体「夢・まち・大津」を設立し、決起集会を開くなど準備を加速させている。今月9日には浜大津1丁目に事務所を構えた。
 市議会の自民系会派「湖誠会」「新和会」の支援を受け、公明党との連携も模索する。
 田中氏は、JR大津駅前を含む中心市街地の活性化や、ボランティア活動の支援強化などを主張する。政治団体「大津再生プロジェクト」を立ち上げ、インターネットの動画投稿サイトなどを通じて政策を訴えている。事務所は市役所の近くに9月に開設した。
 特定の党派や団体の支援は受けておらず、高校時代の同級生らと活動を広げている。
 小西氏は、市役所庁舎機能の分散化や、越市長が進めた待機児童対策の継続などを掲げる。越市長を支えてきた市議会会派「市民ネット21」が中心になり、選挙母体となる政治団体の設立を準備中。14日に皇子が丘3丁目で事務所開きを予定している。
 立憲民主党と国民民主党の支援を受けるほか、連合滋賀が小西氏の推薦を決定した。