任天堂本社(京都市南区)

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 任天堂が30日発表した2019年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比45・7%減の166億円と落ち込んだ。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やソフト販売が伸びて増収を確保したが、円高により為替差損120億円を計上したことが響いた。

 売上高は2・4%増の1721億円。3年目を迎えたスイッチの販売台数は欧米を中心に213万台と前年同期から1割超伸びた。6月発売の「スーパーマリオメーカー2」をはじめ、「マリオカート8デラックス」など人気シリーズも伸長。ソフトのダウンロード販売も好調だった。

 一方、円高ユーロ安が進み、前年同期に計上した為替差益75億円は一転して為替差損120億円に。利益を大きく押し下げ、経常利益は49・3%減の222億円に半減した。

 20年3月期の連結業績予想は据え置いた。9月には価格が2万円を切る廉価版の「ニンテンドースイッチライト」を発売し、年後半には大型ソフトも投入する計画。今期の目標に掲げるスイッチ販売1800万台の達成に向け、「ハード、ソフトとも順調に滑り出した」(広報担当)としている。