<旬の献立を探しに 小平泰子>

 ユリ根の素朴でホクホクした甘みをシンプルに味わって。器の大きさや卵液の冷え加減で蒸し時間が変わります。すが入らないよう様子を見て。


【材料】(作りやすい分量=茶碗3杯分ほど)

ユリ根    1株
卵    2個
A=だし300cc、薄口しょうゆ小さじ1
B=だし200cc、薄口しょうゆ小さじ1/2
吉野葛(くず)(同量の水で溶く)    適量
おろししょうが    適量


【作り方】

(1)ユリ根は1枚ずつ外して洗い、黒いところは包丁でめくり、ざるに入れて蒸し器で3分ほど蒸して冷ます。
(2)ボウルにAを入れる。別のボウルに卵を割り入れてよく混ぜ、ざるなどでこしてAと合わせてよく混ぜる。
(3)器に(1)を入れ、(2)を注いでラップをし、蒸気が立った蒸し器で強火で2分蒸し、火を弱めて火が通るまで15分ほどかけて蒸す。
(4)小鍋にBを入れて火にかけ、沸騰したら吉野葛でとろみをつけ、(3)にかけ、おろししょうがを添える。


◆小平泰子 こひら・やすこ 1977年京都市生まれ。旬の食材を使い、和食にとらわれず、食材の組み合わせの面白さを提案したレシピを考案。中京区烏丸三条と東京・日本橋で料理教室を開く。近著に「季節の野菜と果物でかんたんおつまみ」がある。インスタグラムはyasukokohiragokan