道標の支柱から折れ、湾曲した案内板を手にする髙崎会長(30日午前10時50分、福知山市大江町佛性寺・鍋塚休憩所)

道標の支柱から折れ、湾曲した案内板を手にする髙崎会長(30日午前10時50分、福知山市大江町佛性寺・鍋塚休憩所)

 京都府北部の大江山連峰に設置された登山道標3基が壊された問題で、30日までに別の道標2基の案内板が折れた状態で見つかった。同種の道標は大江山連峰トレイルクラブが10基設置しており、クラブは人為的に折られたとみている。宮津署はこれまでの被害との関連を調べている。

 新たに破損が見つかったのは千丈ケ嶽から赤石ケ岳に至る縦走路(福知山市天座)と鍋塚休憩所(同市大江町佛性寺)の道標。クラブによると、縦走路の道標は13日に登山者から報告があった。支柱に取り付けた案内板が根元から2枚折れていた。うち1枚は根元に工具で複数の穴を開けたような跡があった。案内板の破断面には動物の毛が付いていたが、破断との関連は分からないという。鍋塚休憩所の道標は28日に分かり、根元から折れて湾曲していた。

 クラブの髙崎洋一朗会長(68)は「半分の5基が被害を受けた。安全のために設置したものなので、やめてもらいたい」と話した。

 同連峰の道標は、風に吹かれて回転する様子が5月にインターネット上で拡散された。クラブはこれら3基について同署に被害届を出していた。