馬のまち栗東をPRするために作った「締脚案」と戸原さん(栗東市役所)

馬のまち栗東をPRするために作った「締脚案」と戸原さん(栗東市役所)

 滋賀県栗東市の日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター開設50年に合わせ、元京都府埋蔵文化財調査研究センター主任調査員の戸原和人さん(65)=栗東市=が、馬の脚を模した木製の机を作った。

戸原さんは「締脚案(ていきゃくあん)」と名付け「目に見える形で馬のまち栗東をアピールしたい」と話す。

 地元のまちづくり協議会会長を務める戸原さんは、同研究センターで発掘に携わった京都府京丹後市の古殿(ふるどの)遺跡から出土した馬の脚を模した案(机)を参考に6月から製作を始めた。
 完成した案は3脚。うち2脚は同じ形で幅56センチ、奥行き36センチ、高さ37センチ。もう1脚は幅45センチ、奥行き23センチ、高さ42センチで油性塗料でサラブレッドの栗毛風に仕上げた。いずれも、木目を生かすために築約100年の古民家などの廃材を用いた。
 11月以降、地元の催しで行われる野点などで活用している。栗東のPRに「この切り口の発想はなかった」と評判だったという。
 戸原さんは馬のまち栗東のPRに役立てたいが「置き場所が決まっていない」といい、市内施設で常設展示できる場所を探している。