彦根城天守の上階をすす払いする職員たち(彦根市金亀町)

彦根城天守の上階をすす払いする職員たち(彦根市金亀町)

 国宝の彦根城天守(滋賀県彦根市金亀町)で12日、歳末恒例のすす払いがあった。ヘルメットと命綱を付けた管理事務所の作業員がたまったほこりや汚れを落とし、新年に備えた。


 午前9時ごろ、辰巳清所長(62)が「一年のやっかいを振り払う気持ちを込め、よろしくお願いします」とあいさつ。職員が屋根裏のはりの裏をすす払いし、床に落ちたほこりをはき取った。
 高さ約17メートルの天守最上階の三層部分は、作業員が窓の外に出て、しっくいの白壁やひさしなどをほうきで清掃。朝早くから訪れた観光客が目を細め、年末の風物詩を見守っていた。
 天守前では、16日午前9時から鏡餅つきがあり、先着100人にひこにゃんがきな粉もちを振る舞う。