千日詣で愛宕神社を目指し山道を登る参拝者(31日午後6時51分、京都市右京区・愛宕神社参道)

千日詣で愛宕神社を目指し山道を登る参拝者(31日午後6時51分、京都市右京区・愛宕神社参道)

 「火伏せの神」として信仰を集める京都市右京区の愛宕神社で31日夜、恒例の「千日詣(まいり)」が行われた。参拝者は蒸し暑さが残る中、約4キロの山道を登り、火よけを祈った。

 7月31日夜から翌朝にかけて参拝すると千日分の御利益があるとされ、正式には「千日通夜祭」と呼ばれる。

 夕立が上がった山には深い霧が覆い、麓の清滝から頂上に続く参道には、日没に合わせて明かりがともった。親子連れやサークル仲間が記念撮影をしながら山頂を目指す姿が見られ、すれ違う時には「おのぼりやす」「おくだりやす」と声を掛け合い、歩みを進めていた。

 幼稚園のころから6年連続で挑んでいるという中京区の小学5年の男児(10)は「家族4人で頂上にたどり着くのが楽しみです」と笑顔で神社に向かった。