大型パチンコ店の開発構想が明らかになった民有地(宇治市大久保町)

大型パチンコ店の開発構想が明らかになった民有地(宇治市大久保町)

 京都府宇治市は13日の市議会12月定例会一般質問で、同市大久保町田原の民有地約1万9千平方メートルについて、大型パチンコ店の開発事業構想届を松原興産(京都市伏見区)が宇治市に提出していたことを明らかにした。

 市まちづくり・景観条例に基づく11月7日付の構想届などによると、府道宇治淀線の南に面した敷地の北半分に平屋建てのパチンコ店とコンビニなど物販店・飲食店の併設施設(延べ床面積約7400平方メートル、高さ12・4メートル)を配置し、同施設の南側に高さ20メートルの5階建て立体駐車場を建設する。駐車場は立体に968台、店舗屋上に207台、平面に197台で計1372台分を確保するとしている。完成、営業開始時期は未定。

 答弁で木下健太郎都市整備部長は「同条例は近隣住民に説明会開催を義務付けている」と説明。府風営法施行条例が学校から半径100メートル以内ではパチンコ店の営業はできないと定めている点について、今回の敷地の南東端は用途未定だが開発地には含まれており、西大久保小から半径100メートル内にかかるとし、「府公安委員会の所管だが、市も公安委員会と協議したい」と述べた。

 この民有地は、日産車体の子会社「宇治オート」の跡地を松原興産が2000年に取得した。敷地の主要部は長年更地となっている。