ピアノの音色が響く中、パフォーマンスを披露するジョナス氏=京都市左京区・ロームシアター京都

ピアノの音色が響く中、パフォーマンスを披露するジョナス氏=京都市左京区・ロームシアター京都

 昨年の第34回京都賞(思想・芸術部門)を受賞した米国の芸術家、ジョーン・ジョナス氏(83)の受賞記念公演が12日夜、京都市左京区のロームシアター京都であった。地球温暖化から守るべき環境を表現する映像とパフォーマンスを重ね合わせたプログラム「Reanimation(リアニメーション)」(蘇生)が披露された。
 ジョナス氏は自ら撮影した、溶け出す北極圏の氷河や古代魚などをスクリーンに映し、ステージでのパフォーマンスを重ねた。守るべき自然を表すように雪山や氷河の輪郭をなぞり、時に寂しげなピアノの音色が流れる中、筆を用いて魚を描いたり、鈴のような楽器を鳴らしたりした。
 同プログラムは、アイスランドのノーベル賞作家ハルドル・ラクスネス氏の「極北の秘教」を基に制作した代表作の一つという。
 また、14日から来年2月2日まで、ジョナス氏の歩みを振り返る受賞記念展覧会「Five Rooms For Kyoto 1972-2019」が、市立芸術大ギャラリー「@KCUA」(中京区)で開かれる。