カップに入った動物のふんのにおいを嗅ぎ比べる子どもたち(京都市左京区・市動物園)

カップに入った動物のふんのにおいを嗅ぎ比べる子どもたち(京都市左京区・市動物園)

 子どもたちが動物のふんから生態を学ぶ催し「においでめぐる動物園」が14日、京都市左京区の市動物園で開かれた。ふんのにおいを嗅ぎ比べ、餌の種類や生息環境について楽しみながら理解を深めた。

 環境保全団体「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」が、生態の特徴が表れるにおいに注目して動物の知識を深めてもらおうと全国の動物園で企画。京都では、小学3~6年の7人が参加した。

 市動物園で飼育されているアムールトラやアジアゾウ、レッサーパンダなどの4種類のふんが用意され、子どもたちがにおいを嗅いでどの動物のものかを当てるクイズに挑戦。始めは「くさい」と顔をしかめていたが、比べるうちに「草のにおいがする」「ちょっと甘いにおいかな」と声を上げた。

 その後、実際に動物を見学した。飼育員らから餌の種類や体の特徴を聞いたほか、絶滅危惧種について学び、地球環境の変化や自然保護の重要性について考えた。

 錦林小4年の児童(10)は「餌の違いで、動物のふんのにおいが全然違うのが面白かった」と話した。