「慰霊と復興のモニュメント」地下の「瞑想空間」の壁に、今村幸司さんの銘板を取り付ける兄の憲司さん=14日午後、神戸市

 「慰霊と復興のモニュメント」地下の「瞑想空間」の壁に、今村幸司さんの銘板を取り付ける兄の憲司さん=14日午後、神戸市

 来年1月で25年となる阪神大震災の犠牲者の名前を掲げた「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)で14日、新たに4人の銘板を加える式典が開かれた。遺族は「生きた証しを残すことができた」と話し、亡き人を振り返って静かに追悼した。銘板に刻まれたのは5016人になった。

 式典では遺族が長さ14センチの銘板をモニュメント地下の「瞑想空間」の壁に順番に取り付けた。

 兵庫県芦屋市の今村幸司さん=当時(44)=は1995年1月、倒壊した木造家屋の下敷きになって亡くなった。兄の憲司さん(76)は両手で丁寧に銘板を取り付け、手を合わせて「安らかに眠ってな」と語り掛けた。