新たに完成した「木下アカデミー京都アイスアリーナ」で演技する宮原知子選手(14日、京都府宇治市・山城総合運動公園)

新たに完成した「木下アカデミー京都アイスアリーナ」で演技する宮原知子選手(14日、京都府宇治市・山城総合運動公園)

新たに完成した「木下アカデミー京都アイスアリーナ」で演技する紀平選手(14日、京都府宇治市・山城総合運動公園)

新たに完成した「木下アカデミー京都アイスアリーナ」で演技する紀平選手(14日、京都府宇治市・山城総合運動公園)

 京都府宇治市宇治折居に完成し、15日から営業が始まった「木下アカデミー京都アイスアリーナ」は専門的な練習や一般利用の環境が整い、府内唯一の通年型スケート場となる。滑り初めをした女子フィギュアスケート選手や地元の子どもたちから、今後の活用に期待の声が上がった。


 2005年に京都市伏見区のスケート場が閉鎖して以降、府内には通年型スケート場がなく、府スケート連盟などから選手の流出を懸念する声が上がり、府と事業者の連携で整備を進めた。
 同アリーナは国際競技規格の広いリンクを備える。大型ファンと暖房装置を使い、「氷は溶けないが体は冷えない」よう効率的な空調の実証実験も行う。レベル別のスケート教室を設け、校外学習などにも使える。
 14日の竣工式後にアイスショーを披露し、出席者約100人から大きな拍手を受けた京都市出身の宮原知子選手は「ホームタウンに戻ってきた、という気持ちで練習できるのでわくわくする。小さい子どもたちもたくさん練習する機会が増える」と話した。
 紀平梨花選手は「新しいリンクでとても滑りやすい。今まで以上に練習に力が入れられる」と、幅広い層の練習環境の充実に期待を寄せた。
 地元の莵道小、莵道第二小の児童152人も招待され、広々としたリンクでの滑り心地を体験した。莵道小4年の女子児童(10)は「いっぱいこけたけど、速く滑れて楽しかった。また来たい」と笑顔を見せた。
 年中無休。一般営業は午前10時~午後5時45分。料金は月曜~金曜が1200円(中学生以下700円)、土日曜は1500円(同千円)。