竣工式での「滑り初め」を終え、ご当地キャラと共に記念写真に納まる宮原と紀平の両選手(14日午前11時8分、宇治市宇治折居・木下アカデミー京都アイスアリーナ)

竣工式での「滑り初め」を終え、ご当地キャラと共に記念写真に納まる宮原と紀平の両選手(14日午前11時8分、宇治市宇治折居・木下アカデミー京都アイスアリーナ)

 京都府立山城総合運動公園(太陽が丘、宇治市)で完成した通年型スケート場「木下アカデミー京都アイスアリーナ」の竣工式が14日あり、専門的な練習環境の充実に期待する声が上がった。
 「滑り初め」のアイスショーを披露した女子フィギュアスケートの宮原知子選手(関大、京都市中京区)は、子どもたちの練習環境の充実を喜び、紀平梨花選手(関大KFSC)も「練習時間を確保でき、今まで以上に力が入る」と話した。
 アリーナは国際競技規格のメインリンク(縦60メートル、横30メートル)とサブリンク(縦46メートル、横18メートル)があり、アイスホッケー、フィギュアスケート、ショートトラック、カーリングの4競技に対応する。
 一般営業は午前10時~午後5時45分で、年中無休。夜間や早朝は競技者向けに予約制の貸し切り営業とする。通年型リンクのニーズは各競技ともに高く、竣工式で京都スケートの松山孝司代表理事は選手養成に努める考えを強調した。西脇隆俊知事は「多くの府民が利用し、世界で活躍する選手がたくさん出ることを期待したい」と述べた。
 府が公園東側の土地を造成し、整備や運営の担い手として一般社団法人「京都スケート」や専門業者「パティネレジャー」(東京)と協定を結んだ。年間来場者は約10万人を見込み、命名権は京都ゆかりの宮原選手が所属する木下グループ(東京)が取得した。