京都銀行は26日、今後10年間で全国のベンチャー企業に総額50億円の投資を実施する計画を明らかにした。来年1月には現在運用する「京銀輝く未来応援ファンド」の2号ファンドを総額10億円で立ち上げる。将来性のある企業に直接出資し、京セラや日本電産などに続く大型ベンチャーを育てる考えだ。

 京都銀は2016年、子会社の京銀リース・キャピタル(京都市下京区)とともに総額5億円の投資ファンドを単独で設立。すでにITや創薬など15社に対し、3億5千万円を投資した。

 2号ファンドで投資先を広げる考えで、来年2月には本店内に創業・成長支援に特化した専門部署も立ち上げる。企業の目利き力を養い、出資後の経営支援体制も整える。

 新たな創業・成長支援プログラムも来年4月以降にスタートする。企業経営者らを講師に招く「創業塾」や専門家派遣のサービスを提供。地元の大学や企業と連携し、取引先の技術的な課題を解決する窓口も設ける。