帝国データバンクがまとめた近畿地区企業の社長出身大学の2020年調査によると、近畿大が4085人で首位だった。トップ10では、京都勢は2位に同志社大(2901人)、6位に立命館大(1784人)、8位に京都産業大(1259人)がランクインしている。
近畿全体では、近畿大と同志社大に次いで、3位が関西大(2837人)、4位が関西学院大(2096人)、5位が甲南大(1926人)と昨年と順位に変動はなかった。
10位以下の京都勢では、12位に龍谷大(803人)だった。13位に入った京都大(727人)は、国公立大の中ではトップだった。
一方、上場企業に限定すると、1位はオムロンの山田義仁社長をはじめ27人の同志社大だった。同数で慶応大も1位に並んでいる。3位は関西学院大(26人)で、4位は甲南大(22人)が続いた。京都大は、島津製作所の上田輝久社長など20人で5位だった。
年商規模別では、「1億円未満」「1億~10億円未満」「10億~50億円未満」「50億~100億円未満」では近畿大が最多。「100億~500億円未満」では、同志社大がトップとなった。「500億円~千億円未満」では関西大。「千億円以上」では京都大が首位で大企業では国公立大が多い傾向となった。
業歴別は、近畿大が100年以上を除いて全てトップ。100年以上の企業では、同志社大が最多だった。
調査は、近畿2府4県に本社を置く企業のデータから社長約4万5千人の出身大学を集計した。
近畿の社長出身大学ランキング
(1)近畿大 4085人
(2)同志社大 2901人
(3)関西大 2837人
(4)関西学院大 2096人
(5)甲南大 1926人
(6)立命館大 1784人
(7)大阪工業大 1314人
(8)京都産業大 1259人
(9)大阪学院大 936人
(10)大阪経済大 886人
(11)慶応大 815人
(12)龍谷大 803人
(13)京都大 727人