村田製作所

村田製作所

 「muRata」の文字が、以前は赤地に白抜きだったが、白地に赤色とした。社名を赤色の長方形で囲むデザインは「枠に収まる感じがし、グローバルな発展を目指す姿勢にそぐわない」(広報課)として一新した。

 社名の「R」だけ大文字にし、新技術に向けた研究(Research)に力を入れ続けるとの思いを込めている。マークは創業から2年後の1946年に初めて制作し、その後、部分的に修正して、現在の形になったという。

 創立50周年の94年には「電子部品業界で、改革者であり続ける」と決意を込め、「Innovator in Electronics」の文字を加えた。社名の赤色は「村田レッド」と社内で呼び、情熱的、活動的な姿勢を示している。

 創業者の村田昭氏は父が経営していた特殊磁器会社「村田製陶所」から独立し、44年に起業した。コンデンサーなど高品質の電子部品を開発し続け、家電や携帯電話、スマートフォンの普及に合わせて国内外で事業を拡大させてきた。

 同社広報課は「自動車や環境、健康など新たな市場に対応し、世界の文化の発展に貢献したい」としている。

(2014年9月21日朝刊掲載)