エムケイ 

エムケイ 

 1960年、創業者の青木定雄氏が当時運営していたガソリンスタンドの関連事業としてミナミタクシーを設立し、10台で運行を始めた。同時期には任天堂や宝酒造も新規参入するなど時代の要請もあった。

 63年に桂タクシーを買収。ミナミタクシーと桂タクシーの頭文字から付けたエムケイ(MK)という言葉はあったが、法人名になるのは77年になってから。長らく京都市北区に本社を置いていたが、2007年に南区に移転した。

 滋賀県や東京都など国内8都市のほか、ロサンゼルスとソウルにも進出。観光バスやハイヤーを含むグループの車両台数は約2200台に上り、各地で浸透している。京都市内ではボウリング場やバイキングレストランも手掛ける。

 ロゴマークは日本画家堂本印象のおい捷二(しょうじ)氏のデザインで、72年から使用する。オレンジ色は温かさ、ピンク色は愛、ハートは真心をそれぞれ表現している。

 格安運賃を認めない特別措置法が施行され、4月以降は国が決めた範囲内での運賃が義務づけられる。青木信明社長は「サービス面で差をつけるしかない。気軽に乗車いただくため、利便性や安心感、ドライバーの質を高めたい」と話す。

(2014年2月23日朝刊掲載)