京都市は昨夏、テレワークの拠点施設として、右京区京北に京都里山SDGsラボ「ことす」を新設した。整備費は9200万円。交通の便が悪い山間部になぜ、との疑問が浮かぶ。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務は一定浸透したが利用者はいるのだろうか。今月中旬、現地を訪ねた。

 市中心部から車で約1時間。雪が残る山道を進むと、2020年に廃校した京北第一小の旧校舎内に「ことす」はあった。地元産のスギを使った廊下や教室、黒板などは往時のまま。