





葵祭は約1400年前、欽明天皇の御世に起源を持つ勅祭である。
王朝絵巻さながらの行列「路頭の儀」は誰しもの目に浮かぶ光景だろう。
5月15日午前、「宮中の儀」を終え京都御所を出発した行列は、下鴨神社へと向かう。
「社頭の儀」では、勅使が御祭文を奏上し、御幣物を奉納する。
芽吹きの御蔭山から降臨した神への感謝と喜びを込めて「東游」の舞が奉納され、その後、一行は行粧を整え加茂街道を上賀茂神社へと北上する。
※今年は、「社頭の儀」のみ斎行される。写真は、2019年までの様子を振り返りました。