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国、違憲性の見解示さず争う
強制不妊訴訟初弁論、札幌

 旧優生保護法訴訟の第1回口頭弁論のため、車いすで札幌地裁に向かう原告の小島喜久夫さん(前列中央)ら=28日午前
 旧優生保護法訴訟の第1回口頭弁論のため、車いすで札幌地裁に向かう原告の小島喜久夫さん(前列中央)ら=28日午前

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、札幌市の小島喜久夫さん(77)が国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、札幌地裁(岡山忠広裁判長)で開かれた。国は違憲性の見解を示さず、請求棄却を求めた。地裁は多くの障害者の傍聴を想定し、席の約6割で対応できるようにした。介助者同伴やたん吸引のための出入りも認めるなど、画期的ともいえる配慮を示した。

 旧法を巡っては札幌、仙台、東京、熊本の各地裁で計7人が提訴。28日午前、宮城県の60代女性が新たに仙台地裁に訴えを起こした。午後も大阪と神戸の両地裁で提訴が相次ぐ見通し。

【 2018年09月28日 13時06分 】

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