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三船敏郎賞に佐藤浩市さん 京都国際映画祭が開幕

開幕した「京都国際映画祭」でレッドカーペットを歩く中島監督(右から2人目)ら=京都市下京区・西本願寺
開幕した「京都国際映画祭」でレッドカーペットを歩く中島監督(右から2人目)ら=京都市下京区・西本願寺

 今年の「京都国際映画祭」が11日、開幕した。西本願寺(京都市下京区)であった開幕式典では、京都映画界を代表する中島貞夫監督(84)が撮影現場のように「ヨーイ、スタート」と開幕を宣言。中島監督の20年ぶりの長編劇映画「多十郎殉愛(じゅんあい)記」の初披露をはじめ、約100作品を祇園花月(東山区)や市内の映画館などで14日まで上映する。

 式典では、国際的な活躍が期待される俳優に贈る三船敏郎賞の発表もあり、今年は佐藤浩市さん(57)が選ばれた。佐藤さんは太秦の東映京都撮影所で製作された「青春の門」(1981年公開)で映画デビューした経緯があり、舞台上で「初めて撮影で京都に来てから40年。大先輩の三船さんの賞を頂き、恐悦至極です」とあいさつした。

 邦画発展に貢献した人を対象にした牧野省三賞には、故高倉健さんとのコンビで「鉄道員(ぽっぽや)」など多くの名作を撮った降旗康男監督(84)が選ばれた。体調不良で欠席した降旗監督は「体を治して、また京都で映画を撮りたい」とのメッセージを寄せた。同時代に同じ東映で活躍してきた中島監督は「中島はあの年になっても映画を作っているとフルさんに伝えてほしい」と激励の言葉を贈った。

 今年のアンバサダー(大使)に就任した女優の三田佳子さん(77)も舞台で「女優として最後までやっていきたい」と語った。

 同映画祭は吉本興業などの実行委が主催。元淳風小(下京区)や岡崎公園(左京区)ではアート展示など多彩な催しを展開する。

【 2018年10月11日 19時43分 】

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