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競走馬育成施設20年開業へ  大津都計審、土地利用など緩和

 大津市伊香立で進む民間による競走馬育成施設の整備計画で、市都市計画審議会は4日、関係する都市計画を決定・変更するよう市に答申した。一帯の土地利用を同施設の関連施設などに限り、建物の規模を規制緩和する内容で、8月には正式決定する予定。事業者は既に造成工事を進めており、市によると、施設は2020年1月に開業する予定という。

 同施設は山林72ヘクタールを造成し、最大500頭の競走馬を収容する厩舎や千メートルの調教用周回コースなどを設ける計画。隣接地に乗馬クラブのほか、農産品販売施設、レストランなどを併設、認可こども園や福祉施設の誘致も目指す。

 答申では、一帯で競走馬育成や乗馬、福祉・交流に関する施設整備を図るため、建物の用途を関連施設のみに制限した。併せて建物の高さを10メートルから15メートルに、容積率の上限を60%から200%にするなど変更し、大規模な厩舎の建築を可能にした。

 出席委員13人のうち12人が答申に賛成した。1人は「造成中の汚濁水や、馬のふん尿による水質汚染の懸念もある。進め方に問題がある」と反対した。

 同施設を巡っては、住民でつくる真野北部土地改良区が、計画の認可取り消しを求めて大津地裁に市を提訴し、係争中。

【 2018年07月04日 23時01分 】

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