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宿泊税で京都の地下鉄整備を 鉄道ジャーナリスト梅原氏

「京都は鉄道が少なすぎる」と訴える梅原淳氏(20日午後1時、京都市中京区・ANAクラウンプラザホテル京都)
「京都は鉄道が少なすぎる」と訴える梅原淳氏(20日午後1時、京都市中京区・ANAクラウンプラザホテル京都)

 京都政経文化懇話会7月例会が20日、京都市中京区のホテルであり、鉄道ジャーナリストの梅原淳氏が「鉄道と歩む京都」をテーマに講演した。京都市域の鉄道の少なさがバスの混雑を招いているとして、地下鉄の延伸、新設を求め、財源に「宿泊税」を充てるよう提案した。

 市の1平方キロメートル当たりの鉄道延長は200メートルで、「首都圏、中京圏、京阪神圏では最も少ない」と指摘。交通問題の解決に地下鉄の整備が欠かせないとした。

 その上で、東西線の洛西延伸に加え、京都駅から堀川か千本通を北上し、北大路通、河原町通経由で京都駅に戻る「環状線」▽金閣寺から西院で阪急に乗り入れる「西大路線」▽阪急河原町駅から祇園に延伸する「祇園線」の3路線を提示。10月から市内で徴収が始まる宿泊税の活用を提案し、「京都市の地下には文化財が多いという特殊事情があって工費がかさむため、観光関係の収入を鉄道整備に役立てるべきだ」とした。

 また北陸新幹線の京都延伸を視野に「河原町通や堀川通などの地下を通るとみられる。その際、地下鉄用のトンネルを同時に掘れば、財政難でも地下鉄整備は可能だ」とのアイデアを披露。市や府の工夫次第で鉄道網の充実はできると訴えた。

【 2018年07月20日 23時48分 】

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