出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

水平器ストラップ4万個ヒット 京都の工具老舗が製品化

ヒットした「水平くん」。赤、黄、白などさまざまな色のバリエーションがある
ヒットした「水平くん」。赤、黄、白などさまざまな色のバリエーションがある

 建築現場などで使う水平器をあしらったストラップ「水平くん」が、4万個以上売れるヒット商品になっている。日本で初めて水平器を国産化した老舗「アカツキ製作所」(京都府綾部市井倉新町)の製品で、小寺建樹社長(37)は「ニーズを広げたい」と意気込む。

 「水平くん」は長さ6センチ、幅1・5センチ。水平を測る部品を樹脂ケースで覆っている。6~7年前に綾部商工会議所から依頼を受け、コンビニエンスストアで販売する地元産品として開発した。機械工具の商社などから「顧客に配りたい」といった依頼が舞い込むようになり、昨年10月に自社製品化した。

 ケースの側面に社名などの文字や写真をプリントできるように改良したところ、展示会のノベルティとして「個性的」と人気に。1万個をまとめて発注する企業も出ている。

 ストラップは水平器として実際に使えるのも魅力で、綾部市内ではあやべ特産館(青野町)などで販売している。アカツキ製作所は、前身の小寺計器製作所が1919(大正8)年、水平器の製造を日本で初めて開始した。小寺社長は「小学生など水平器になじみのない層にも自社製品を知ってもらうきっかけになれば」と話している。

【 2018年09月11日 13時18分 】

ニュース写真

  • ヒットした「水平くん」。赤、黄、白などさまざまな色のバリエーションがある

    地域の経済ニュース

    全国の経済ニュース