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大型書店やフードホールも 京都経済新拠点に「にぎわい施設」

1階に入る大垣書店京都本店(仮称)の完成イメージ
1階に入る大垣書店京都本店(仮称)の完成イメージ

 京都市下京区四条通室町で建設が進む京都経済界の新拠点の名称が5日、正式に「京都経済センター」に決まった。運営母体となる一般社団法人「京都知恵産業創造の森」が11月中に発足予定で、立石義雄京都商工会議所会頭が理事長に就任する。大垣書店の大型店舗をはじめとする商業ゾーン「SUINA(すいな)室町」のテナントも発表された。来年3月16日にグランドオープンするビルは、新たなにぎわいの場としても注目を集めそうだ。

 京都市中京区のホテルで記者会見した立石会頭は「京都経済百年の計として完成を前に感無量だ。若者に夢を与えるセンターに」と決意を示した。中本晃京都工業会会長は「多様な人材や業種が集まり、創造的なイノベーションが生まれることを期待する」と語った。西脇隆俊府知事は「京都は研究機関・大学が集積し、文化力もある。京都らしさを結集して産業振興を」と述べ、門川大作市長は「社会的課題をビジネス手法で解決するソーシャルビジネスの視点で運営をお願いしたい」と注文を付けた。

 同センターは地上7階地下2階建て延べ約2万9千平方メートル。京商や京都工業会、京都織物卸商業組合、京都産業会館、京都信用保証協会、府中小企業センターなどが入居し、起業支援する「オープンイノベーションカフェ」も設ける。

 地下1階から地上2階に入るにぎわい施設「SUINA室町」の開発を進めてきた大成建設がこの日、テナントを発表した。

 地下1階は最近人気のフードホールとし、そば居酒屋「清修庵」、中国料理「青冥(ちんみん)」など主に6店が出店する。

 表玄関となる1階には、本店機能を北区から移す「大垣書店」の約1200平方メートルの京都本店(仮称)が入る。近くの四条店との住み分けでビジネス関連書も強化するなど、従来店とは違った店舗色を出すという。

 1階は地元資本中心の店舗構成で、他にリーフ・パブリケーションズによる餃子店やすし店、モリタ屋のスーパー、魁力屋のとんかつ店、土井志ば漬本舗による飲食店など10店が入る。

 2階テナントは後日公表予定で、1階を運営する大垣書店は「京都経済の中心、文化の拠点の場所で、地元の人や観光客に地域密着の姿勢でサービスを提供していきたい」としている。

【 2018年11月06日 08時00分 】

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