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京友禅や京焼・清水焼、匠の技PR 京都で大規模国際見本市

表具技術を生かした和紙のランプなど、伝統の技を現代に生かす商品紹介に多くのバイヤーが集まった(京都市左京区・みやこめっせ)
表具技術を生かした和紙のランプなど、伝統の技を現代に生かす商品紹介に多くのバイヤーが集まった(京都市左京区・みやこめっせ)

 京都初の大規模な国際見本市「京都インターナショナル・ギフト・ショー」が6日、京都市左京区のみやこめっせで開幕した。約300社が伝統技術を基盤に現代の生活スタイルに合わせた家具や雑貨、食品などを出展し、地元企業も代々受け継ぐ匠の技や京都ならではのデザインを提案した。展示商談会「京都知恵産業フェア」も同時開催され、国内外から大勢のバイヤーでにぎわった。

 同ショーは、国内最大級の見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」を主催するビジネスガイド社(東京)が初めて京都で開いた。京都府内の175社をはじめ、関西や首都圏などの計307社が出展した。

 職人の技術を紹介する初企画「WAZA博」には20社・団体が参加。京友禅や京焼・清水焼などの若手職人らのグループは、現代の生活様式に合わせた螺鈿(らでん)のネックレスや京七宝の名刺入れなどの新製品を提案した。京友禅のカードケースを出展した池内真広さん(37)=右京区=は「モダンな色彩を意識した。多くの人が関心を持ってくれた」と手応えを語った。指物師が製作した桐(きり)の一枚板を使ったバッグや、西陣織の絹で仕立てたジーンズも注目を集めた。

 産業支援機関や業界団体も伝統の技と意匠を世界に発信。京都産業21のブースでは、金箔(きんぱく)押しの技術を生かしたバッグや丹後地域の織物、食品など中小企業27社が新商品を披露。京鹿の子絞振興協同組合(中京区)は、職人が絞りを実演し、浴衣を紹介。折り紙工学と表具の技術を融合させた和紙ランプを出展した京表具協同組合連合会(下京区)の木南拓也理事は「反響が大きく、早速商談も入った」と笑顔で話した。

 福井県からバイヤーとして参加した呉服店専務馬面忠幸さん(46)は「東京の見本市では見られない京都の風合いや素材が刺激になった」と話していた。

 7日まで。一般入場できる地下1階のエリアは、洗練されたデザインの雑貨や宝飾、食品などを展示販売している。

【 2019年03月07日 08時00分 】

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