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米農家と茶農家が「茶がゆ」共同開発 販路拡大へグループ結成

メンバーが共同開発した農薬不使用の新商品「茶がゆ」
メンバーが共同開発した農薬不使用の新商品「茶がゆ」

 京都府八幡市など山城地域の農家らが、有機農業の普及に向けて技術を共有し、販路拡大で協力するグループ「アグリート京都山城」を立ち上げた。生産だけでなく加工や販売も手掛ける「6次産業化」を目指し、4月からメンバーがコラボした商品を販売する。

 グループ名は海外展開も見据え、世界に羽ばたく「アスリート」をイメージして付けた。かみむら農園の上村慎二さん(47)=八幡市内里=が会長を務め、同市や京田辺市、木津川市、和束町、井手町、宇治田原町などの計18農家と障害者就労支援事業所が参加する。

 新規就農者が多く、高糖度の野菜や無農薬の茶を栽培したり、米や野菜を無肥料無農薬で作ったりするなど、さまざまな挑戦をしている農家が集まった。

 それぞれが築いた販売網を生かしつつ、定期市などで直売をしており、久御山町の大型商業施設の定期市への出店も決まった。子どもたちが感動できる農産物を提供したいとしている。

 米農家と茶農家がレトルト食品「茶がゆ」を共同開発し、4月1日からインターネット(https://ktf.jp/)で販売する。共同ブランド化も進める。

 有機栽培を目指す若手農家が経営難で離農するケースも多いといい、資材の共同購入や、販路開拓のノウハウを共有して就農者の自立を支援し、裾野を広げたいとしている。上村会長は「会のメンバーがハッピーになり、有機農業をしたいという子どもたちが増えてほしい」と願う。

【 2019年03月20日 12時20分 】

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