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2020年実用化へバス自動運転実験 京阪バスなど、市民が参加

ハンドルやアクセル、ブレーキを自動で操作して走行するバス(大津市京町3丁目)
ハンドルやアクセル、ブレーキを自動で操作して走行するバス(大津市京町3丁目)

 自動運転バスの実現に向けて大津市と京阪バス(京都市南区)などは21日、JR大津駅前の中央大通りで小型バスを使った実証実験を実施した。県内で初めて市街地の公道を走らせ、操作の正確さや安全性を確認するとともに、市民が乗車し乗り心地を体感した。

 市と京阪バスは、高齢化地域での交通手段の確保や運転手不足に対応するため、2020年の実用化を目指している。

 コースは琵琶湖岸からJR大津駅前までの往復約1・4キロ。一般車両が行き交う中、交通規制を実施せず時速20キロで走行した。

 アクセルやブレーキ、ハンドルは自動運転で制御し、踏切の横断やロータリーの旋回は運転手が手動で操作した。バスの四隅に搭載されたセンサーが駐車車両を感知しハンドルを回して車線変更したり、カメラが赤信号を認識して停止線で止まるなどした。

 抽選に当たった50人が同乗した。初めて自動運転を体感したというタクシー運転手曽野武浩さん(55)=京都市北区=は「ブレーキのかけ方がぎこちなく、まだ不安の方が大きい。今後の進歩に期待したい」と話した。市は乗車した市民へのアンケート調査などを踏まえ、秋にも実証実験を行うとしている。

【 2019年03月21日 19時18分 】

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