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ホテル閉館、従業員70人解雇 京都・温泉「大家族の湯」も

閉館する「京綾部ホテル」と「大家族の湯」(綾部市味方町)
閉館する「京綾部ホテル」と「大家族の湯」(綾部市味方町)

 京都府綾部市唯一のシティーホテル「京綾部ホテル」と隣接する温泉施設「大家族の湯」(いずれも同市味方町)が5月20日に閉館することが18日までに分かった。経営する日丸興産(本社・湖南市)は「設備改修に多額の費用がかかるため」と説明し、従業員約70人を解雇する。

 京綾部ホテルは客室22室。経営難に陥った「ホテル綾部」を日丸興産が買い取り2010年12月に開業した。最大200人の宴会が開けるためさまざまな団体がパーティーなどに利用してきた。12年には大家族の湯をオープンさせた。

 日丸興産の西川新市社長は取材に対し「循環装置に不具合が見つかるなど給湯設備の改修に多額の費用が今後見込まれるが、投資に見合うだけの売り上げの見通しが立たないため閉館を決断した」と説明する。

 同社はホテルと温泉の建物、土地の今後は「未定」としている。従業員約70人を5月20日付で会社都合で解雇し、再就職を支援する方針。同21日以降に予約を入れていた団体、個人客には個別に対応する。

 京綾部ホテルの施設は、元は1991年に開業し2001年に収益悪化で民事再生法の適用を申請した「綾部パークヒルホテル」。市民などが出資し「ホテル綾部」として02年に再開したが、09年に再び経営難で同法の再生手続きに入っていたのを、日丸興産が翌年に取得し、「京綾部ホテル」として再スタートさせていた。

【 2019年04月19日 12時26分 】

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  • 閉館する「京綾部ホテル」と「大家族の湯」(綾部市味方町)
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